/* get heic file format */ function allow_upload_heic( $mimes ) { $mimes['heic'] = 'image/heic'; $mimes['heic-sequence'] = 'image/heic-sequence'; return $mimes; } add_filter( 'upload_mimes', 'allow_upload_heic' ); 異常気象の強い味方/作物を元気にする「酢」の力 - ジャパンバイオファーム/有機農業技術の研究・BLOF理論・土壌分析・資材販売

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異常気象の強い味方/作物を元気にする「酢」の力

異常気象の強い味方/作物を元気にする「酢」の力

有機栽培、異常気象時の強い味方/「酢」の活用

身近な調味料「酢」の力

化学的に合成された肥料や農薬を使わない有機栽培に使用できる資材として、作物を元気にする「酢」の実力が、近年注目されています。
雨続き、曇天続きでも、酢が光合成の代わりをしてくれ、根が弱った野菜への散布、葉が黄色くなってしまった野菜への散布に効果的です。

人間でも、「毎日小さじ3杯飲めば疲労回復の効果があり、体調が良くなる」と言われる酢。
酢は人間だけでなく、作物にとっても力を発揮します。

環境への負荷軽減が世界的に取り組まれるようになり、有機栽培が各国の政策としても重点的に取り組まれるようになりました。
中でも「酢(酢酸)」は、安全性が確認され、夏場の乾燥に強くする効果もわかっています。
異常気象の強い味方/作物を元気にする「酢」の力

長雨で野菜が弱る、葉が黄色くなる原因は?


長雨や曇天続き、台風などで葉が黄色くなってしまうことがありますが、これは毛細根がダメージを受けてしまうことが原因です。
「根傷み」「根腐れ」と呼ばれる症状で、弱った根は死に絶えたり、簡単に微生物に分解されてしまいます。
根が傷めば、ミネラルを吸うことができなくなります。
作物の生長のためには、光合成や葉緑素の生成を助けるマグネシウムや鉄、マンガン、ホウ素など、様々なミネラルが必要ですが、根が傷むと、これらを吸う力がなくなってしまうのです。

窒素過多で作物は軟弱になり、病害虫の餌食になる

ただし水はなんとか吸うことができるので、水に溶けやすい窒素ばかりを吸い上げる結果になり、「窒素過多」になります。
しかし、作物が元気に、緑を保つためには、窒素だけでは足りません。

窒素ばかりでは光合成がうまく行われず、光合成の産物である炭水化物も作れません。
必要なミネラルの吸収が出来なくなった作物は細胞壁も弱くなり、軟弱なひょろひょろとした生育になります。
緑も薄くなり、病害虫にも弱くなります。

曇天、雨天続きに効果的/根の修復、強いカラダ(繊維づくり)には光合成産物を直接与える

曇天長雨の予報が出たら、事前に散布がまず有効です。
光合成で作られる炭水化物を、酢を散布することで直接葉面から補うことができます。

異常気象の強い味方/作物を元気にする「酢」の力

酢が光合成の代わりをして助けてくれる

酢の主成分である酢酸(CH3COOH)は、光合成で作られる「グルコース」(CH6H12O6)と同じ、炭水化物の仲間です。
作物に酢を与えることは、光合成産物を直接与えることになります。

炭水化物は細胞壁(セルロース)の原料になります。
また、ミネラルをキレート化して吸い上げる「根酸」を作るためにも、炭水化物が必要です。

炭水化物の中でも、とくに酢酸は分子量が小さく(グルコースの1/3)、植物が素早く吸収できます。

修復を早めるには濃いめの散布/30〜50倍

根の弱りがひどい場合、早く回復するためには、30〜50倍(酸度4.5%の酢の場合)の濃いめの散布がおすすめです。
濃いお酢の散布で、2〜3日後にはもう葉がピンと張り始め、成果が目に見えてあわわれはじめます。
濃度が濃いと、弱った作物に病原菌がとりつくのを防ぐこともできます。

ポイントとして、この高濃度倍率では、作物の生長が一時的に抑制されることです。
栄養生長を一時的に止めることで、細胞分裂、細胞壁(セルロース)形成に使う炭水化物を、根の修復の方に回せるのです。

薄い散布ならアミノ酸の液肥に/濃すぎれば害になる

100倍以上(酸度4.5%の酢の場合)の薄めの希釈の場合、酢酸がチッ素と結びついてアミノ酸を形成して生長を促進します。
この倍率であれば、栄養成長を止めることはありません。

反対に、1〜5倍程度(酸度4.5%の酢の場合)の濃すぎる酢は、植物の害になります。
その濃度では、植物を枯らせてしまう除草剤ほどのマイナス効果となってしまいます。

葉面散布には「えぐみ」を消す効果も

作物が元気になる、弱った作物が復活する効果のほかに、酢には、葉にたまった硝酸を消化する働きもあります。
これにより、「えぐみ」が少なくなり、ほうれん草や春菊などが苦手だった子供たちが、「美味しい!」と喜んで食べるようになったという例もあります。

酢の種類にも注意!

酢にはいろいろな種類がありますが、調味料として使う一般的な酢には、アミノ酸、ミネラル、旨味成分など、いろいろな成分が混じっています。
これらの酢でも効果はありますが、修復を早めたいときには、とにかく炭水化物を与えることが重要です。
純粋なアルコールに近いものから作った醸造酢のほうが効果が高くなります。

ジャパンバイオファームの醸造酢「アグリエー酢」

有機農業で活躍・酢の実力「アグリエー酢」

ジャパンバイオファームの「アグリエー酢」は、醸造酢であり、酸度が10%と高く、一般的な食酢の2倍以上で経済的です。
曇天時の生育障害への炭水化物の補給と、土壌中のミネラルを溶かし出す効果(ミネラルのキレート化)で作物を活性化させます。
葉面散布では、クエン酸のように再結晶化することもありません。

また、石灰資材と混ぜて葉面散布することにより、生物環境を整え、病害虫を防ぐ効果があります。
この方法は、夏場の高温乾燥時に、石灰の欠乏を補給する効果もあり、乾燥に強くすることもわかっています。
作物が健康に生長するために、カルシウムは欠かせないミネラルです。
カルシウムで葉が厚く強くなり、病害虫に強くなるほか、ツヤ・照りがしっかりと出て、盛んな光合成によって高品質・多収穫を得られるようになります。

「アグリエー酢」製品詳細

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