土壌分析

土壌分析は、土壌の物理性・生物性・科学性の中から化学性に的を絞って、作物の品質や収量が上がらないといった原因を突き止めるための1つの手段です。
化学性に的を絞ることで、土壌中に存在する養分、とくにミネラルの過不足を把握することができます。

土壌分析のご依頼/料金/お申し込み方法

土壌分析のご依頼について

弊社では、土壌分析・施肥設計のご依頼を承っております。土壌分析ご希望のお客様は、事前にご連絡いただきますようお願いいたします。

【用紙のダウンロード】

土壌分析の内容/料金について

2024/4/1から土壌分析のご依頼方式と料金設定を変更させていただきます。
クラウドサービス「BLOFware.Doctor」を登録・活用することを前提とさせていただきます

詳細は 前回の解説資料 をごらんください。(PDF)

土壌分析       3000円/件(税抜)
分析結果入力代行    500円/件(税抜)
施肥設計代行     1000円/件(税抜)
BWD登録代行    1500円/件(税抜)
果樹とその他はエクセル形式で4500円/件(税抜)となります。

●申込用紙に記載してください
※2024/4/1以降にサンプルと申込用紙が揃って到着して受け付けたものから適応させていただきます。

 

土壌分析について

  1. 弊社で実施している土壌分析方法は、有機物を施肥しているほ場に最適な「体積法」を用いた分析法です。
    従来行なわれている「重量法」とは異なるため、他の分析法にて分析された数値と異なる場合があります。予めご了承ください。
  2. 土壌分析のお申し込みは、施肥(追肥)前にお願い致します。
  3. 土壌の採取については、土の採り方のページを参考にしていただき、充分に注意して採取してください。
  4. 土壌を入れた袋には、「ほ場名」を必ずご記載ください。
  5. 土壌分析には、通常2週間程度のお時間をいただいておりますが、お申し込みが施肥前時期で重なるなどの理由から、更にお時間をいただく場合がありますので、予めご了承ください。

土壌分析の検査項目

土壌分析の検査項目は下記のとおりです。

成分 検定範囲 識別(段階)
pH(酸度) 4~7.5 8
アンモニア態窒素(NH4-N) 1~25mg/100g土 6
硝酸態窒素(NO3-N) 1~50mg/100g土 6
可給態リン酸(P2O5) 5~150mg/100g土 7
カリ(K2O) 1~150mg/100g土 7
石灰(CaO) 50~1000mg/100g土 6
苦土(MgO) 1~150mg/100g土 7
可給態鉄(Fe) 5~100PPM 6
交換性マンガン(Mn) 5~100PPM 6
塩分(NaCl) 0.005~0.20% 6

分析結果のご連絡と分析代金の支払いについて

  1. 分析結果については、メール添付もしくは入力代行とさせていただきます。ご希望の場合はFAXや郵送での納品もさせていただきます
  2. 分析代金につきましては、月末締め・翌月請求とさせていただきますが初めてのご依頼の場合は料金の前払いをお願いしております。
    ◎初めてのお客様はその旨を申込用紙の余白にご記載ください。御振込先を送らせていただきます。
  3. 代金振り込みの際の振り込み手数料はご負担ください

注意事項

  1. 初めてご依頼される方・分析結果の完了までの時間が気になる方は事前にメールや電話にてご連絡ください。
    ※農繁期にはご依頼が混み合い。4週間前後お待たせしてしまう事もあります。
  2. 「土壌分析申込書」に必要事項をご記入いただき、土壌と一緒に下記、ジャパンバイオファームまでお送りください。
  3. 1枚の「土壌分析申込書」には、2検体分の記載欄があります。3検体以上のお申し込みについては、用紙をコピーするか印刷してお使いください。
  4. 下記の「土壌分析申込書」のファイルがご使用になれない場合は、弊社までお問い合わせください。FAXまたは郵送にて「土壌分析申込書」をお送りします。
  5. 前作または半年前までに施肥した肥料(果樹は1年間の施肥)の履歴が分からないと正確な施肥設計ができないことがあります。
    特に有機肥料(堆肥を含む)を使用している場合は、Dr.ソイルで土壌分析できる窒素が無機態窒素(アンモニア態窒素、硝酸態窒素)のみですので、アミノ酸態などの有機態窒素の施肥履歴が重要となります。その点ご理解いただき「土壌分析申込書」に記入漏れのないようにお願いいたします。
  6. 前作から1年以上無栽培だったほ場、または新規のほ場については、栽培履歴欄にはその旨をご記入ください。
  7. 法人名義での対応をご希望の場合、法人名+担当者名を記載していただき、連絡先も法人と担当者の物を記載して下さい。
  8. 住所や連絡先が変更になった場合は記載していただくかご連絡ください。

土壌分析申込書、採取土の送付先

(株)ジャパンバイオファーム
〒396-0111
長野県伊那市美篶1112
TEL:0265-76-0377
E-mail:dojo@japanbiofarm.com

今後の体制について

弊社は、お客様がご自身で土壌分析診断ができることが強みになると考えております。
そのため、今後は下記3つを中心にお客様のご要望にあったサポートができるよう体制を整えてご提案させていただきます。

・地域ごとにおける土壌分析グループの創設およびグループ加入による共同分析
・土壌分析および設計講習会の実施
・グループでの肥料共同購入・農産物販売への進展

土壌分析に関して、ご意見・ご要望などございましたらお聞かせください。
お問い合わせ

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