土壌分析

土壌分析は、土壌の物理性・生物性・科学性の中から化学性に的を絞って、作物の品質や収量が上がらないといった原因を突き止めるための1つの手段です。
化学性に的を絞ることで、土壌中に存在する養分、とくにミネラルの過不足を把握することができます。

デジタル検定器(数値測定器)/土壌分析 自動測定

デジタル検定器(数値測定器)

「農家のお医者さん」専用の検定器です

(パソコンにセットした状態)
土壌分析・デジタル検定器

特徴

  1. 比色・比濁表を使った目視に代わり、試薬で発色させた抽出液から検定器が自動で数値を測定します。
  2. 太陽光を必要としないため、天候や時間を気にする必要がありません。
  3. 自動で測定するため、検定者の個人差を改善できます。
  4. 測定したデータはCSV形式で保存できます。

※デジタル検定器を使用するためには農家のお医者さん用試薬・器具類(別売)が必要になります。

セット内容

本体(SD-1) 1個
操作ソフト(SD_Checker_01) 1枚
USBケーブル 1本

成分と検定範囲(農家のお医者さんの検定内容に準じています)

成 分 検定範囲
アンモニア態窒素(NH4-N) 1~25mg/100g土
硝酸態窒素(NO3-N) 1~50mg/100g土
可給態リン酸(P2O5) 5~150mg/100g土
カリ(交換性カリウム)(K2O) 1~150mg/100g土
石灰(交換性カルシウム)(CaO) 50~1000mg/100g土
苦土(交換性マグネシウム)(MgO) 1~150mg/100g土
可給態鉄(Fe) 5~100PPM
交換性マンガン(Mn) 5~100PPM
塩分(NaCl) 0.005~0.20%

※pHについては、本製品では測定できませんのでコンパクトpHメーター(別売り)をご使用ください。

使用上の注意

  1. 動作が安定するまでに10分程度かかります。安定するまでは、測定ごとに純粋入りの試験管を入れ、スタートボタンで校正してください。
  2. 本体のSD-1は精密機器のため、落下等による衝撃を与えたり、水や抽出液をこぼすと誤差を生じる事がありますので、取扱には十分ご注意ください。
  3. 操作ソフトの設定上、比色・比濁表に比べ細かい数字で表示されますが、あくまでも比色・比濁表に記載の数値間隔を目安としてください。
  4. 腐食酸の影響により

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